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【別紙】 第十話における捜査資料
事件
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事件日時 /
声明・予告日時
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現場住所 /
被害を受けた施設
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司書長所見欄
(古代伝承との関係について)
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1
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新暦76年12月14日21:45
新暦76年12月14日 23:18 (黄天諸聖人の祝日)
【犯行声明:事後】 |
中央区6番街1番通り20番地5号地
Starsビル 犯行声明に書かれてあった数字:No.6 |
天上の七姉妹の長女”アルカス“が主上なる神との間の子、セクレクト(商業の神)を生んだ日。黄道系魔道師にとっては古の大魔道師達の生誕を一纏めに祝ったかつての祝日。
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2
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新暦76年12月23日23:59
新暦76年12月23日23:51(西の月が満月の日) 【犯行予告:8分前】 |
西クラガン区20番街5番通り19番地
公立郷土文芸図書館 犯行予告に書かれてあった数字:No.20 |
正義と法の女神、次女“クルタス”は大地の神マグニアの妻であったが浮気の絶えない夫に情け容赦なく炎の刃を打ち下ろして必罰を与えて離婚を言い渡したと伝わる(離婚、裁判、調停の起源)。ミッドが大陸と無数の島々にわかれているのはそのためとされ、刃に打たれたマグニアが古傷の痛みに悶える時がすなわち“地震(マグニチュア)”と言われる。因みにクルタスの携えている炎の刃と氷の盾は執務官のエンブレムになっている。キャリアウーマンがダメンズを掴み易いのはクルタスの男選びが悪かったせいと言われているのは俗説。
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3
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新暦77年1月1日00:00
新暦76年12月31日 23:45 (新暦の新年 / 旧暦上の感謝祭)
【犯行予告:15分前】 |
東エーカー区20番街1番通り18番地15号地
オペラハウス 犯行予告に書かれてあった数字:No.20 |
海神の妻、三女“エイギアス”は天候を司る女神とされる。嵐を呼ぶ風が海より吹くことに因む。海の世界から年に一度、里帰りをすることを夫より許されており、太陽神アバロスの馬車に乗って天上に帰る日に喜びのあまり豊穣の笛を吹いたといわれる。新暦ではこの日を新年の始まりとして暦を作っている。タイロンを基準としていた古代ミッドにおいて災害が頻発した時代があり、それを長女アルカスの嫉妬によるものと時の大神官ポーが判断して置き換わった。
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4
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新暦77年1月19日00:04
新暦77年1月18日 23:13 (旧暦の新年)
【犯行予告:51分前】 |
南テイオー区19番通り19番地1号地
新ミッド製鋼株式会社 クラナガン製鉄所 犯行予告に書かれてあった数字:No.19 |
四女“バルエル”が時の神タイロンを密かに産み落とした日。後にバルエルは父である雷神より“時の庭園”を譲られてアルトセイムに居を構えたとされる。因みに名工バルエルが鍛えた武器、法具は天上で最上級の位置付けで神々から珍重されたために長女の迫害から免れたと伝わる。後世においてアルトセイム産の名工が鍛えた槍(リウス)や斧(アクス)などに「バルディ~」と接頭語が付くのはバルエルに因んでいる。
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5
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新暦77年2月3日22:45
新暦77年2月4日0025 【犯行予告:1時間40分前】 |
北フリード区8番街1番通り18番
公立ミッドチルダ中央病院 犯行予告に書かれてあった数字: No.8 |
五女“ザルエル”は月の神アルタナの妻。アルタナの日は暦の上での“立春”。この日を境に冬と春が入れ替わるとされ、農家はこの日を起点にして種まきの日を決めたとされる。
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6
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太陽神アバロスの妻、六女“ブラウゼル”が戦いの女神アルティナスを生んだ日を“獅子の日”という。アルティナスは星光を統べる者として主上なる神より星々の運行を委ねられた。その際に主上なる神より星の王杖という法具を授かる。因みにアルティナスは異世界で鈍って“アマテラス”と呼ばれることもあるらしいが諸説あり。
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7
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末娘七女は人間の男を愛してしまったが故に天上を追われてその名を奪われた。神格を失った七女は失意の内に地上で朽ち果てたとされ、時の庭園に住んでいた四女とタイロンが哀れに思って神々の目を盗んでその亡骸をアルトセイムに持ち去ったと伝わる。ミッドではその名を口にするのは不吉とされていたため、末娘の名前は正確には伝わっていない。因みにミッドにおける“女子の節句”の日は七女が火を携えて地上に降臨した日とされる。女子の成熟は父権への反逆として具現化する場合が多いことから「反逆の七女」に因んだといわれるが諸説あり。
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